鳴門市地域包括支援センター連絡会
9/30鳴門市地域包括支援センター連絡会にて鳴門ねこの会の取り組みについてご紹介をさせていただきました。
地域包括支援センターとは、市が委託している公的機関で地域の相談窓口をされています。
鳴門市には基幹型を含めた6つの地域包括支援センターがあります。
各事業所の管理者様が参加されていました。
今回は在宅における高齢者の多頭飼育崩壊についてと鳴門ねこの会の取り組みについてお話させていただきました。
高齢者の中にはペットを飼っている方がいます。
離れているご家族様がペットの存在を知っており、万が一何かあった場合に引き取ってくれるのであれば何も問題ありません。
しかし、ペットの存在を知らなかった、もしくは一人で寂しいだろうと高齢の親に子犬や子猫を買ってプレゼントするというケースもあります。
最近は犬猫の寿命は延び、20年生きることも珍しくありません。
超高齢化社会と言われていますが80歳の方が100歳まで元気で最期までペットのお世話ができるということはほとんどありません。
どこの団体さんも譲渡の時には厳しく審査しています。
当然だと思います。
せっかく助けた命をまた不幸な目に合わさないようにと慎重になります。
いくら愛護団体が保護して譲渡しても、無責任な方がいればあっと言う間に不幸な動物は増えます。
鳴門ねこの会にも過去に、入院、施設入所、ご逝去により飼えなくなったという相談がありました。
昨年度、40匹を超える多頭飼育崩壊があり全ての猫に手術を施しました。
犬の場合は吠えるので飼っていることが周囲の方にもわかりますが、猫の場合は発見が遅れることがあります。
地域の相談窓口である、地域包括支援センターの職員さんに『相談を開始した時にもしペットがいれば、この子は手術できていますか?と聞いてみてください』とお伝えしました。
もしできていなければ、ぜひご相談してくださいとお伝えしました。
それと、庭にきた猫に餌を与えてしまって居ついてしまっている場合にも耳カット(手術しているか)があるか見てください、とお伝えしました。
地域包括支援センターの皆様、貴重なお時間をいただきありがとうございました。