令和4年度ガバメントクラウドファンディングご報告
令和4年度のガバメントクラウドファンディングの事業報告が完了しました。
前年度より49匹多い209匹に手術を実施することができました。
ふるさと納税を通じご支援してくださり本当にありがとうございました。
鳴門市にはまだ手術を必要としている猫ちゃんがおり、鳴門ねこの会にはTNRの依頼が続いています。
どうか、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
鳴門市への事業報告書の一部を抜粋して掲載させていただきます。
【事業名】
鳴門市TNR活動
【事業の実施状況】
鳴門市内に生息する飼い主様のいない猫209匹にTNRを実施した。餌やりさんが協力的な場所ではスムーズにTNRがすすんだ。手術が間に合わず産まれてしまっている仔猫は、ウイルスチェック・ノミダニ駆除・ワクチン接種をして里親に繋ぐことができた。すでに手術済の地域猫の中で、疥癬等の皮膚病や白血病の猫に対して投薬治療を施した。TNR活動についてはウェブサイトで事業内容のお知らせとTNR報告をした。
地域猫をお世話されている方の中には高齢者が多く、社会情勢により年金の減額、キャットフードの高騰により餌が十分に与えれていない状況であることから、キャットフードを購入して支給した。
【事業の成果】
今までご自身でTNRをどのようにしたらいいか(捕獲、病院探し、送迎)わからなかった方にはこれからは安心して餌やりができると喜んでもらえた。
知り合いから紹介してもらったと連絡してくる方とHPからの問い合わせも多く、昨年より49匹多い209匹の猫に手術ができた。
避妊去勢手術した猫からは新しい命が生まれることはなく、今生きている猫で一代限りとなるため、その猫の命が終わるとその地域からは将来的に飼い主様のいない猫はいなくなる。
【課題、反省点など】
1人(1カ所)の餌場に10匹以上猫がいるにも関わらず1匹も手術されていない餌場が数ヶ所あった。鳴門市環境政策課からも指導に行ってもらうが費用面がネックになっている。鳴門市内にスペイクリニック(ローコスト・ハイボリューム)が開院したので、これからはもっと手術をすすめていきたい。
【今後の目標、事業展開】
地域住民からの相談、依頼によりその都度TNRを実施するとともに、ボランティア・寄付を募りTNR活動、啓蒙活動の充実を図りたい。